投資の前に、貯金のできる人間になる
(ライツワードFP事務所)
2018年の総務省家計調査によると、独身者では4割、既婚の者でも2割、おしなべて、3人に1人が、貯金が全くないと回答している。この比率は変わらないと思われる。長い間貯金の額が増えていない人が、まずしなければならないことは、収入を増やすことではなく、毎月1000円でも2000円でも、一定額の天引き貯金ができるような、お金管理方法を学ぶことである。どんな少額でも貯金することに意味がある。
毎月1000円の天引き貯蓄をしているAさんと、していないBさんとでは、将来収入が増えた時、大きな差が出てくる。5万円収入が増えた時、Aさんは、月51000円貯金ができる余地があるが、Bさんは収入がふえても増えただけ使ってしまうクセがついているので、貯金ができない。投資より副業より、まずお金の管理ができる人間になることが、お金の世の中で一番重要な能力である。そして、この、わずかな天引き貯金ができない状態で、投資を始めることは極めて危険なことになる。投資の売り買いのコントロール管理ができないことを意味するからだ。投資の売り買いルールが決められない人間が、投資に勝つことはできないのだ。お金には優先順位があって、①手持ち現金②定期貯金③有価証券投資、動産、不動産の順で緊急度が高くなる。目指すのは、お金をコントロール管理する能力を獲得することである。そして、人生の優先順位もある。①命、健康②生活③経済、お金である。
