我が人生最後の生きる方針決定ー居直る
大変化 竹中平蔵
辺境・近境 村上春樹
竹中平蔵が、低成長で少子高齢化の日本は、貧乏になったという。新しい時代にあったコンパス・進むべき道が、非常に重要になってきたと言う。
村上春樹の小説「イースト・ハンプトン」を読んだ。イースト・ハンプトンはニューヨークから車で2時間のところにあるアメリカ映画や小説家の有名人が住む別荘地である。そこのペンション経営者のゲストハウスは、18世紀に建てられた家を、夫婦で買って、自分で改装し、自分たちや祖母・父母の使っていた家具を使い、自分たちが作った手料理を出す。スピルバーグの結婚式に来た有名スター達も泊まって楽しんだ。「アメリカ社会の健全さを認めないわけにはいかない」と書いてあった。
我が残りの人生、10年か20年か知らないが、貧乏になった日本での人生最後の生きる方針が決まった。居直るのだ。現状に居直り、貧しい生活を堂々として生きるのだ。日本が貧乏なのは仕方ない、認める。奉天も四川もバンコックもビッグマックの価格は日本より高い。日本人の約半分は、非正規社員であり、年収200万円月収20万円だ。若者がきれいな家やきれいな車を買える訳がない。結婚・子ども家庭も難しい。日本は貧乏になったのだ。昭和のバブル時代を思い出しても仕方ないのだ。あの戦後の不完全な時代に甘んずるのだ。これからは古い家をダイで修繕し、古い車をカーシャインして乗り、出来る限りの「食う寝る遊ぶ」を楽しむのだ。そして、ビジネスオーナーを目指して、日々努力するのだ。若者も老人も「貧乏に居直る」の方針で、貧しさの中で精いっぱい生きるしかないのだ。
