お金は信用という魔法のランプの魔人だ

お金は信用という魔法のランプの魔人だ

1.お金は何でも交換できる魔法のランプの魔人だ。

手元に貯めて置いて、いつでも使えて、あらゆる物と交換できる。その魔人は、日本銀行紙幣や民間銀行の貸し出しであり、信用のある手形、証券である。民間銀行の貸し出しの信用創造は、お金の8割を占める。貸金によってお金が生まれる。保障の裏付けは、政府の徴税権や銀行のBIS規制などである。魔人すなわちお金は万能である。

政府は国家と国民のニーズに対応するため、お金の全体の半分くらいを使っている。目的は、公共投資(教育、道路、河川整備等)、社会保障(年金、医療、介護保険等)、緊急経済対策(金融危機、戦争予算、疫病対策等の緊急国債増発)である。

2.指輪やランプの魔人の特徴

①他の人が欲しがる物(頭脳労働、肉体労働)を与えれば(仕事をすれば)指輪やランプの魔人(お金)を手に入れられる。

②指輪やランプの魔人(お金)を他人に貸しても、2~3%の利子として(海水濃度の3.5%が基準になる)、魔人は帰ってくる。

③頭脳労働や肉体労働はその人1人分の力しかないので限度がある。魔人を集めて大魔神にすれば、2~3%の利子でも巨大な大きさの利子・魔人を得られる。

④大魔神を得るには、貯蓄が大事。個人が貯蓄しようとすれば、日々の生活の余裕部分を貯めてゆくしかない。月間の貯める事のできる魔人の量は1~5万円程度と少ない。しかし、これを1年、5年、10年、20年、30年、40年、50年と貯めて行き、初めて大魔神を得られる。一生かかる。すなわち、大魔神を得るには、家族の何世代にわたる蓄積が必要になる。

⑤他にランプの大魔神を得る方法がある。ロスチャイルド家がやった危機時の投資、ロックフェラー家の石油産業投資、豊田家がやった自動車産業の開発投資、戦後のインフレに乗った不動産投資、ユニクロ(ユニーククロージング)のグローバル化中国衣料の活用など時代の大変換時代を捕らえるやり方がある。

⑥個人ではなく法人化によって、税金の特典を得る方法が基本になる。国家の政府は公共投資、社会福祉、緊急経済政策を実施する。そのために国民や外国から税金を取る。法人は個人の集合体であるため、税金の特典がある。この特典を活用することにより、大魔神が手に入れられる。