
世界体制が大変動
2025年8月27日、世界の体制は、また、大きく変わろうとしている。
現在の世界は、色々な国から構成されている。国は国民、領土、政治軍事主権を持っている。そして、特有の経済、軍事、政治、文化を持っている。その国々の寄せ集めが世界である。
まず、3大国(アメリカ、中国、ロシア)は、単独安全主義でやっていける大きな領土、政治軍事主権を持つ国である。
次は、集団安全保障で、軍事安全保障を確保している国々である。EU諸国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、南欧、北欧、東欧)、カナダなど北アメリカ諸国、ブラジルなど南アメリカ諸国、東南アジア諸国、インド諸国、中近東諸国、アフリカ諸国、最後は日本である。
日本は、戦争など軍事非常事態対応をアメリカに依存(日米安保条約)した半独立国である。結果として、経済、政治、文化もアメリカに依存している。第2次大戦後、アメリカが世界最強の経済、軍事、政治、物質文化国であったため、戦後80年、1度も戦争せず、経済大国になれた。集団安全保障の相手がアメリカであったからだ。世界各国の中で、最幸運の国であった。
現在、3大国の中の2国、中国とロシアの経済、政治、軍事、文化が崩壊しかかっている。2025年末中に新体制になると予測されている。
まず、ロシアはウクライナとの3年半に及ぶ戦争で実質敗けそうである。プーチン政治体制および周辺国家との関係も崩壊しそうだ。
中国もトランプ関税で、輸出生産体制が崩壊した。2013年から12年におよぶ習近平体制も崩壊しそうだ。
3大国の内の2大国の崩壊で、これから、来年以降、世界の体制はまったく激変するだろう。